今回はメモリーの話。もう少し寝かせて幅を広げようと思ったが、永久に寝かされて忘れ去られそうな気がするので公表。 昔にくらべメモリーは安くなった。さすがに底値は過ぎてしまったが、それでも昔の値段にくらべたら全然安い。1MB1万円とか、1MB10万円なんて時代もあったのだから、その頃からパソコンを触っている人には信じられない事である。 メモリーには大きく分けてSIMM(Single Inline Memory Module)とDIMM(Dual Inline Memory Module)がある。SIMMは使用用途が少なくなってきてしまったので、値段は高くなってきている。 現在一般的に売っているのはDIMMでSDRAM(Syncronaous Data RAM)が一般的であるが、その前にはEDORAM(Extended Data Output RAM)やFPMRAM(Fast Page Mode RAM)という種類もあった。 まだ当分SDRAMが主流であると思うが、これから先出てくるメモリーも紹介しておこう。 DDR SDRAM(Dual Data Rate SDRAM)、SLDRAM(SyncLink DRAM)、Rambus-D DRAM(Rambus Direct DRAM)と言うのが順次出てくるようだ。 時代はどんどん移り変わっていく...。
補足:執筆した直後だがSLDRAMが登場するかどうかは怪しくなってきた。DDR SDRAMやRambus-D DRAMはIntelが関わっている。製造するとIntelはライセンスフィーを受取る事になる。しかしSLDRAMが生産されたとしてもIntelにはお金は入ってこない。どうやらIntelはSLDRAMを潰しにかかったらしい。
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